はじめての1人暮らし、できれば失敗せずに理想通りの部屋に住みたいですよね。
私は進学と仕事の関係で5回引っ越しをしましたが、部屋選びに何度も失敗して、女性の一人暮らしを狙った怖い経験もしました。
私が経験した失敗談と、入居後に後悔しないために事前に確認しておいた方がいいポイントや防犯対策をまとめました。
共用部分のゴミ・虫問題
ゴミ置き場に放置されたゴミの中から虫が大量発生し、部屋の中にまで入ってきてしまい住んでいた間中ずっと悩まされました。ベランダに干した洗濯物にゴキブリがついていたことも…。
【対策】
- できれば内覧日とは別の日(ゴミ収集日以外の日)に、ゴミ置き場と共用部分の状況を見ておく。
- 集合ポストの回りや共用部分にDMや紙ゴミなどが散乱している物件や、ゴミ置き場に回収されないゴミが放置されている物件は避ける。
ゴミの分別が厳しくゴミを出せなくなった
【対策】
- 部屋を探す前に住みたい地域のゴミ分別ルールを確認する。
- 24時間ゴミ出し可能なマンションを選ぶ。
- 忙しい人はゴミの分別が厳しすぎない地域や、ゴミ処理施設に直接ゴミを持ち込める地域もおすすめ。
音漏れがひどく、隣の生活音に悩まされた
【対策】
- お隣の人がいそうな時間帯に内覧する。
- 部屋の中で不動産会社の担当者に声を出してもらい(又はスマートフォンの音を出して)部屋の外から音漏れがしないか聞いてみる。
- 角部屋や、隣の部屋と階段や収納を挟んでいる部屋を選ぶ。(自分の部屋だけじゃなく隣の間取り図ももらう)
- 分譲賃貸を探す。
私が今まで住んだ中では、分譲賃貸のマンションは全く音が気になりませんでした。
湿気が多くカビだらけになる部屋
多分、コンクリートに直接ビニールクロス貼りの断熱対策をほとんどしていない部屋で、冬はものすごく寒く氷のように床や壁が冷たかった。(これも築浅で一見小綺麗なアパートでした)
【対策】内覧時に確認
- 窓やサッシに結露していないか、窓の木材部分にカビが生えた跡はないか確認する。
- 壁が湿気っていないか、クロスが浮き上がっているところはないか。
- 押し入れの中やクロスなどにカビが生えたあとを補修したような跡はないか。
- カビ臭さがないか。
- 部屋の温度が極端に暑いか、寒くないか。
家の前をたまり場にされた
昼だけじゃなく夜の様子も見に行く。昼間は環境が良く見えても、夜になると雰囲気が変わる地域もあります。
※日中は静かでも夜になると車通りが多くなり騒音に悩まされることも。外灯が少なく道が暗くて人通りが少ない地域も要注意です。
部屋に空き巣が入っていた
人目につきにくい裏通りにベランダと足場になる大きな木があり、泥棒が外から侵入しやすかったようです。
内覧時に部屋に人目につかない死角がないか、防犯カメラがあるかも確認する。
※泥棒は2階以上でも上ってきます。入居してからは、夜、必ず窓の鍵は閉めて防犯ライトをつける、鍵をダブルロックにするなど対策が必要です。
下着泥棒にあった
他の下着類は部屋干ししていましたが、キャミソールなら大丈夫だろうと油断していました。洗濯物を女性物しか干していなかったので狙われたのかもしれません。
女性の一人暮らしと分からないように洗濯物を干す。外に干すのはタオルやユニセックスなものだけにする。
のぞき穴(ドアスコープ)を外された
ドアスコープを外して部屋の中を見るのぞきや、ドアスコープの穴から金具を入れてガキを開け、部屋の中に侵入する空き巣がいるそうです…!
知らないうちに覗きの被害にあっていたのかもしれません。最悪の場合は、部屋に侵入した犯罪者と鉢合わせしたかもしれないと思うとゾッとしました。警察に巡回してもらいましたが犯人は捕まりませんでした。
【対策】
- ドアスコープにカバーをつけて中が見えないようにする。
- ドアスコープが取れないように加工する。
- ワンルームで玄関から部屋の中が丸見えの物件は、外から部屋の中を見られないように目隠しになるものを置く。(つっぱり棒でカーテンをつける等)
女性の1人暮らしは狙われやすいので、防犯面も考えて部屋選びをした方が安心です。(モニターつきインターフォンや宅配ボックスがある部屋を選ぶなど)
怖い情報ばかり書いてしまいましたが、事前にしっかり調べて対策をしておけば私のような失敗をしないですむのではと思います。
お部屋探しと防犯対策の参考になれば幸いです。