使う物が多くどこに何を置けばいいか悩んでしまうキッチン。キッチン道具が取り出しやすく、料理がしやすい収納のコツをご紹介します。
収納のポイント【1】キッチンで使う物だけを置く
- キッチンはこの2点を徹底するだけで劇的に使いやすくなります。
- 料理で使うものしか置かない
- 使う場所に使うものを置く
物が多すぎると出し入れがしにくくなってしまうので、キッチンで使っていないものがあれば思い切って処分しましょう。収納に入る7割の量が目標です。
キッチンで処分するもの
- キッチンで1年間使っていない、今後も使う予定がないもの。
- 消費期限が切れた食品、傷んでいる食品。
- 修理できない壊れているもの。
- ポリ袋・箸・プラスチックのスプーンなど店でもらった消耗品。(大量にあれば、持つ数の上限を決め多すぎる分を処分。)
もし箱に入ったままの頂き物の食器が収納を占拠していたら、場所を取ってしまうので箱を処分してすぐ使える状態にします。(ブランド食器をリサイクルに出す場合は、箱があった方が高く売れるのでそのまま別の場所に移動します。)
収納のポイント【2】 料理の工程に合わせて、使う場所に置く
料理をするときに少ない動きで取り出せる場所に道具を置きます。
火を使う調理で使うものはコンロの近く。水を使うときに使う道具はシンクの下に。
よく使うキッチンツールは目線から膝くらいまでの間にある収納に入れます。とくによく使う物は収納の手前側に入れると便利です。時々使うものやストック品は手が届きにくい下上の収納に。
1.コンロの下の収納
コンロ下の収納には、火にかけるフライパンや鍋など調理で使う物を置きます。
小さい鍋やフライパンは、ファイルボックスや鍋用のスタンドに立てて入れると取り出しやすくなります。油やオイルポット・要冷蔵ではない調味料(本みりん・お酢など)もコンロ下にあると便利です。
コンロ下やシンク下が開き戸の場合、棚を入れて空間を区切ります。
2.コンロ横の引き出し
コンロ横・上段にある浅い引き出しは、調理中にによく使うキッチンツールを収納します。
細々としたキッチンツールやスパイス、調理中に使うラップやアルミホイル、キッチンシートもここにあると便利です。ケースで仕切ると取り出しやすくなります。
一番下の引き出しは取り出しにくいので調味料や食材のストックを。食材も立てて収納すれば省スペースになります。
3.シンク下
シンク下は湿気が多いので食品は避けましょう。水回りで使う物(ざる・ボウル・パッド)・包丁・洗剤・排水口用ネット・生ゴミ用ポリ袋・スポンジのストックなどの収納がおすすめです。
4.吊り戸棚
手が届きにくい吊り戸棚には軽い物(タッパーや保存容器)や、使用頻度が低い来客用のものや食品、消耗品のストックなどを収納します。踏み台がないと届かない位置にある収納には、ほとんど使わないものを入れます。
持ち手つきの収納ケースに入れると高い場所でも取り出しやすくなります。
収納のポイント【3】料理中に使うキッチンツールの収納
よく使うキッチンツールの置き場は、料理中に使えるコンロの近くがおすすめ。調理中にさっと使いたいお玉やフライ返し、菜箸などは、できるだけ立てるか吊す収納にします。
壁面に取り付けたバーにキッチンツール、鍋などを吊して収納。使いたいときにすぐ取り出せて便利です。
お洒落なキッチンツールスタンドに立てて入れても素敵。
キッチンはちょっとした収納のコツを押さえるだけで一気に使いやすくなります。キッチン収納の参考になれば嬉しいです。
役立つキッチン収納術と片付け情報。